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肝臓特異的Nr1h4(Fxr)欠失による重篤な肝障害の誘導に関する論文を発表しました

  • akihkamiya
  • 6月9日
  • 読了時間: 1分

進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)は、肝臓内の胆汁の蓄積などで肝障害を誘導する疾患である。我々は、マウス特異的な胆汁酸代謝酵素Cyp2a12, 2c70を欠失したCYPDKOマウスを用いて、ヒトに類似した疎水性胆汁酸下でのPFICモデル開発を行っている。本研究では、PFIC5の原因遺伝子であるNr1h4欠失を野生型マウスおよびCYPDKOマウスで誘導した結果、Nr1h4単独欠損では短期間での肝障害はほとんど見られないのに対して、CYPDKOマウスと組み合わせることで強い肝障害が誘導された。以上の結果から、PFICモデルにおけるヒト類似胆汁酸組成の重要性が示唆された。(三島、鶴谷、紙谷)


 
 
 

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